「アバター」と「2001年宇宙の旅」 [映画]
「アバター」、最新で最高の技術と時間とお金をかけて創った映画であることは間違いないだろう。あっと言う間の三時間だったし、3D映像としてのリアリティーも素晴らしい。これが劇画だったらストーリーが勝っていたかも知れないが、あまりにリアルな映像はストーリーを忘れさせてしまう。アメリカでは反軍映画だとの批判もあるが、エンターテイメントを超えられていないのが残念だ。40年前の「2001年宇宙の旅」も当時の最高の特撮を使った映画だったが、リアリティーではなくその寓意性で歴史に残った。そもそも比較してはいけなかったか?
コメント 0