散る桜に落ちる椿 [待ち受け写真]
新宿御苑は満開の桜がまだ散らずに待っていてくれた。正確に言うと散り始めた桜もあったと言う事だが。大木戸門付近では椿が落ちて、散りかけた桜の花びらとのコントラストが美しかった。そう言えばiPhoneに毎週届く「こよみ」の第十二候、春分で「赤椿咲し真下へ落ちにけり」(加藤暁台)と言う句が紹介されていた、椿も春の季語だそうだ。一度に観る事になった「散る桜に落ちる椿」いずれも心の中で別な意味合いとして在るものが突然こんな風に現れて、何とも言えない心持ちになった。いや、なんと言っていいんだろう。
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