東京スカイツリー、450メートルからの墓石群

快晴でも霞がかかって、富士山が見えない東京スカイツリーからの眺望だった。家に帰ってふと写真を眺めていたら墓地を眺めているかの様な錯覚に襲われてしまった。450メートルから実際の眼で観ている時はそんな思いは全く現れなかったが、スケール感と地上のリアリティーが無くなりビル一つ一つが墓石のように見えてくる。いやいや、震災に襲われ大きなビルは残ったが、後はがれきとなった東京の風景にも思えてきた。そんな事になってもらいたくないが、こんな風景に見えたのは私だけだろうか？

ガラス壁に映る634、スカイツリー

スカイツリーも500メートル近くになり随分と遠くからも眺望出来る様になった。真下から眺めようと業平橋まで出かけ、浅草まで歩いて吾妻橋たもとのアサヒビール本社に映るスカイツリーを見つけた。ビアレストラン「フラムドール」で634mlのスカイツリージョッキを飲み、スパゲッティーを食べながら、「大瓶は633mlだったな〜」と思いつつ、壁に映るスカイツリーもゆらゆらと酔っぱらっている様に観えことに気がついた。
　

真横からの634、スカイツリー

スカイツリーのベストビューポイントは今のところ浅草ビューホテルだ。スカイツリーと相対する形で下町にそびえ建っている。勿論最終的にはスカイツリーの方が圧倒的に高い訳だが、第二展望台を超えた段階の今はまだ400メートル強である。写真は浅草ビューホテル27階のレストランからの眺め。チョットしたデートスポットになっている。
　

スカイツリー・ムサシ

オーバーナイトハイキングの下見、3月13日のスカイタワーは323メートルだったと思う。最終的にムサシ（634メートル）になると言うのもこのときに教えてもらった。既に東京タワーを超えて日本一になっている。東武鉄道の操車場跡地に建つこの塔の下にはスペーシアが停まっているが、写真を撮った駅裏のこの路地も数年後には全く様相を変えているだろう。