「バラック装飾社」はソーシャルビジネス?!今和次郎「採集講義」展 [展覧会]
デザイナー、装飾家、建築家、考現学者、生活学者。好奇心と使命感?による知と実践の拡大 が、ジャンパーを着ていながらスマートに見えるのは無欲のせいか。関東大震災後の「バラック装飾社」の活動は現在のソーシャルビジネスの走りだろう。3.11後の日本を考えると、後藤新平の雄大な構想と今和次郎の地べたの実践、この両極端を現実の施策で繋ぐような政治が今必要なのだろう。私の好奇心は南方熊楠から今和次郎、そして鶴見俊輔から石子順造へと変わっていったが、何れにしても今和次郎の貪欲な「この好奇心」は私の先生だ。
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