44年目の「黒部の太陽」の今 [映画]
木本正次の原作も読んでいた、熊井啓監督の『映画「黒部の太陽」全記録』も読んだ、「黒四ダム」にも行ってきたが映画だけはまだ観ていなかった。やっと錦糸町楽天地シネマで3時間超に及ぶホンモノを観る事が出来た。売上は東日本大震災の義援金として寄付されるそうだが、復興、高度成長、開発、自然破壊、そして原発事故など、今「黒部の太陽」を見る事の意味を考えながらのあっという間の3時間半だった。日本は原発を無くし、省資源、省エネ、循環型社会、つまり江戸時代のコンセプトで世界をリードする国になれるだろうか。それにしても、こんな映画を創った三船敏郎も石原裕次郎も若くてかっこいい。
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