藤田嗣治の戦争画と永春文庫「春画展」 [展覧会]
今年、国立近代美術館「特集;藤田嗣治、全所蔵作品展示」で多くの戦争画と永春文庫「春画展」で大量の春画を観ることができた。藤田の戦争画は戦後70年近く経って封印から解かれ、そして一方の春画は昨年の大英博物館「春画展」の結果「世界が、先に驚いた」と宣伝せざるを得ない外圧での解禁開催?か。いろいろな戦争画に関する出版も増えたし、修正無しの春画大型本が書店の美術コーナーでママ置かれるようになった。戦争画と春画を、誰もがニュートラルに観られるようになったのは喜ばしい、いずれも老夫婦から若いアベックまで多勢押し寄せていた。特に永春文庫「春画展」には16万人だそうだ、すごい!。でも、こんなに時間が必要だった!やっぱり外圧だった?」と、よくよく考えてみよう。
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