自伝と評伝のあいだ「スティーブ・ジョブス」 [気紛れな本箱]
これはジョブスの言葉を伝えている事と、ジョブスが内容に口を挟まなかったと言う意味で、自伝と評伝の間を行き来している新しい伝記だと思う。前半は自分が、80年にシリコンバレーで真っ白いアップル本社まで行ったこと、94年にアップル本社で「Pawerbook 100 」を買ったことなどを思い出し、懐かしい同時代人の評伝。後半はまるでジョブスのビジネスドキュメンタリーで新しいビジネスの教科書だ。「ビジネスをクリエイティブする事」と「クリエイティブをビジネスする事」の両方を成し遂げたすござを教えられ、思う事しきり「頭を垂れる」のみ。
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