美術発・マンガ経由・キッチュ行き「石子順造的世界」展 [展覧会]
やっぱり!このような企画に足が向いてしまう。鶴見俊輔から石子順造に関心が移って、マンガ評論を積極的に読んだ'80年代が懐かしい。石子順造が亡くなって、すっかりマンガ関連の本を読まなくなったのは「自分に取って面白いマンガ評論が無い」からだったように思う。ここ、府中市美術館で、つげ義春の劇画「ねじ式」の原画が揃って観られたのは収穫だった。ところで、同じ「絵はがき」でも国立歴史民族博物館の企画展「風景の記録」では「ステレオタイプの変遷としての”価値”」こちらでは「キッチュとしての”意味”」として取り上げられていて「意味と価値」について考えさせられた。どうでもいいことかな?
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