SSブログ

「NARUTO」もあった!吉田敦彦著「ギリシャ神話と日本神話」 [気紛れな本箱]

「ローマ人の物語」(塩野七生)を読んで、古代ローマと古代日本とが似たような神話の世界だと思っていたところ、新橋の古本市で見つけたのがこの本だ。吉田敦彦「ギリシャ神話と日本神話」-比較神話学の試み-みすず書房1974、お買い得で¥200-だった。カタカナばかりで半分眠りながら一日数ページしか進まずやっと読了。ギリシャ・ローマなどの印欧神話と日本神話の類似性を比較して指摘され、なるほど知らなかった。私にとっては、オセット人の「ナルト叙事詩」の話が俄然面白かった。何故、今ヨーロッパで岸本斉史の漫画「NARUTO」がベストセラーになっているのか?神話との関連を想像して納得出来た。やっぱり来年も伊勢神宮へ行こう、それとも出雲大社にするか!?
ギリシャ神話と日本神話.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

「バラック装飾社」はソーシャルビジネス?!今和次郎「採集講義」展 [展覧会]

デザイナー、装飾家、建築家、考現学者、生活学者。好奇心と使命感?による知と実践の拡大 が、ジャンパーを着ていながらスマートに見えるのは無欲のせいか。関東大震災後の「バラック装飾社」の活動は現在のソーシャルビジネスの走りだろう。3.11後の日本を考えると、後藤新平の雄大な構想と今和次郎の地べたの実践、この両極端を現実の施策で繋ぐような政治が今必要なのだろう。私の好奇心は南方熊楠から今和次郎、そして鶴見俊輔から石子順造へと変わっていったが、何れにしても今和次郎の貪欲な「この好奇心」は私の先生だ。
今和次郎 採集講義.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

ALWAYS三丁目の夕日`64 [映画]

「ろくちゃん」は青森から集団就職の夜行列車で上野に着き鈴木オートに就職、オリンピックの歳に結婚し新幹線で東京を発った、鈴木オートを卒業するのか?。泣かせる話がてんこ盛りで、この映画もここ迄かな?と思わせる人情映画になってしまった。劇場出口のショップでフィギュアを二つ買ったら、初代鈴木オートと`64年版の鈴木オートだった。「ろくちゃん」の部屋があるガレージ棟も増設され鈴木オートも発展している。次の映画は'66年ビートルズ来日かな、'70年の万博だと大阪だしな~?
R0014080.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

30年目の額装 [ひとりごと]

もう30年近くしまい込んであった石井勢津子さんのホログラム作品を額装した。思い立ってから半年以上もかかってしまった。小さな作品だが、普通の額装ではなく光を通す透明の額装にしたかった。そうしなければ鑑賞出来ない作品だし、かといってモダンにしすぎても良くない。自分のイメージは自分で作るしかなく、部品を各所で手に入れイメージ通りに出来たと思う。昔のホログラフィーって「ハイテクノロジーアート」と言っていたが、アナログ3Dだと改めて思い当たった。手作りだよね!
石井さん作品.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

滝口修造とマルセルデュシャン展 [展覧会]

「大芸術家の遊びは芸術」と言ってはおこられてしまうだろうが、コンセプチュアルなオブジェでの楽しい展覧会だった。「作品のディテールをこね回し難しい意味をつなげる」仕事をする人も必要だが、「明快で直感的なアイデア」のオブジェでの表現は、遊びとしても受け入れられる。滝口修造と言う人が、評論と言うバーチャルからモノと言うリアルへと移っていったのは何故か?。ひょっとしてデュシャンの行為がオブジェによる20世紀の美術評論だとするなら、滝口修造が言葉での評論からモノ(オブジェ)による評論?表現?へと移って行ったのも理解できる「ような気がする」。これも言葉の遊びかも?
滝口修造とマルセルデュシャン.jpg滝口修造とマルセルデュシャン_0006.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

美術発・マンガ経由・キッチュ行き「石子順造的世界」展 [展覧会]

やっぱり!このような企画に足が向いてしまう。鶴見俊輔から石子順造に関心が移って、マンガ評論を積極的に読んだ'80年代が懐かしい。石子順造が亡くなって、すっかりマンガ関連の本を読まなくなったのは「自分に取って面白いマンガ評論が無い」からだったように思う。ここ、府中市美術館で、つげ義春の劇画「ねじ式」の原画が揃って観られたのは収穫だった。ところで、同じ「絵はがき」でも国立歴史民族博物館の企画展「風景の記録」では「ステレオタイプの変遷としての”価値”」こちらでは「キッチュとしての”意味”」として取り上げられていて「意味と価値」について考えさせられた。どうでもいいことかな?
石子順造的世界.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

自伝と評伝のあいだ「スティーブ・ジョブス」 [気紛れな本箱]

これはジョブスの言葉を伝えている事と、ジョブスが内容に口を挟まなかったと言う意味で、自伝と評伝の間を行き来している新しい伝記だと思う。前半は自分が、80年にシリコンバレーで真っ白いアップル本社まで行ったこと、94年にアップル本社で「Pawerbook 100 」を買ったことなどを思い出し、懐かしい同時代人の評伝。後半はまるでジョブスのビジネスドキュメンタリーで新しいビジネスの教科書だ。「ビジネスをクリエイティブする事」と「クリエイティブをビジネスする事」の両方を成し遂げたすござを教えられ、思う事しきり「頭を垂れる」のみ。
ジョブス.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

切り干し大根 [待ち受け写真]

最近、粗食は健食だと改めて実感している。この正月に家内の田舎で自作のコンニャクや大根・人参・蓮根・白菜などで食事をし、デザートには干し柿。太ってしまった自分が洗浄されていく様な心持ちに成った。軒下にはこんな「切り干し大根」が下がっていた。80を過ぎた義父は一人でこんな生活をしている。元気の基は粗食に違いない!そんな訳で、我が家でもベランダの軒下で「切り干し大根」がざるに載って寒風に晒されている。
切干し大根.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

「ゴヤ展」/ロス・カプリーチョス [展覧会]

写真が未だ無かった19世紀前後の、記録としてのタピスロリーや肖像画の第一人者だけでは収まらなかったたゴヤ。タピストリーの原画は今風に言えばポスターのデザイン原画だろう。構図を際立たせる明るくシンプルな色彩と明暗のコントラストの中での表情(心理描写)が際立っている。私は「着衣のマハ」より「自画像」や、4〜5段階の明暗構成でまとめた版画の方が好きだ。勿論、人間描写やカリカチュアは素晴らしいがプロパガンダやテクニックに眼がいってしまうのは性が?
ゴヤ展.jpgゴヤ展2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

修学旅行の「ヤシカミニスター」 [ひとりごと]

中学の修学旅行で使った「ヤシカミニスター」が実家から出てきたので修理し、最近使える様になった。このカメラ、1960年発売で私も50年近く前に使っていた事になる。今年は懐かしいこのカメラで「じっくり」と写真を撮りブログに揚げたいと思う。実は、ピント合わせが難しく「じっくり」としか撮れないし、フィルム式カメラなので現像が上がる迄の、あの気持ちも味わえる。修学旅行は京都と奈良だったが、その時に撮ったプリントとネガはまだ見つかっていない!なんとか見つけなければと思う。
ヤシカミニスター2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

水中の紅葉 [待ち受け写真]

池に張り出した東屋から水面をのぞくと紅葉のファンタジーが現れた。陽の当たる水面と日陰の池底のコントラスト、水の中でもモミジは生きて光を返している。地上の紅葉と空に舞うモミジに見えなくもない。紅葉も終わりかけた寒空の下で見つけた、和菓子のパッケージに成りそうなジャパニーズ・イメージ。昭和記念公園の日本庭園で。
昭和記念公園.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

「鯛」に箸を付けなかった山本五十六 [映画]

「聯合艦隊司令長官/山本五十六」上映二日目のシネコンは混んでいた。なるほどと思ったのは、山本五十六が真珠湾出撃直前の自宅で、用意された「鯛の塩焼き」に箸を付けなかったシーンと、その前のもう一つの食卓シーンだ。「カレイの煮付け」を家族に分け与え、皆が順に「有り難うございます」と言う団欒。この対比が、置かれた状況と心理をうまく表現している。こう言うディール作りは好きだ。ところでタイトルの書家は「武田双雲」だった。最近、男物は「武田双雲」女物は書家「菊池錦子」と言う事かな〜?
山本五十六2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

「ソーシャルシフト」 [気紛れな本箱]

SNSが「ソーシャルメディア」〜「ソーシャリネットワーク」そして「ソーシャルシフト」と概念を広げ、私達のビジネスと生活が大きく「パラダイムシフト」する。その意味と有り様が具体的に展開してあり、今後の「ソーシャリネットワーク」を考える際の基本的な書物になるだろう。さらに、斉藤さんがこの本自体の執筆から制作進行をFace Book 上でオープンに進めた事は「ソーシャルシフト」の実践としても大変意義のある事だと思う。私に取っても、自分の生活を「もっとソーシャルシフト」書かれている様に「Do The Right Thing」する大きな切っ掛けにしたい。
ソーシャルシフト.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

高級田舎そば?「そば処いだ」 [B級グルメ]

筑波山の麓「平沢官衙遺跡」(ひらさわかんがいせき)案内所で「この辺りでは高いがここしかない」と教えられ、つくば道を北へ登り斜面の集落でこの店へ入った。横では主人がうんちくを言って「鴨つけ蕎麦」の食べ方を指導している。ノーマルな「つけそば大盛り」の私には寄ってこない。太くて短く、固めの蕎麦はそれはそれで味わいはあったが、味見をさせて貰った家内の「とろろ蕎麦」は良かった。「つけそば大盛り」¥1,500-「とろろ蕎麦」¥1,700-、この山の中でやっぱり高級田舎蕎麦だ!?
そば処「いだ」1.jpgそば処「いだ」 2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

空相-円錐 [待ち受け写真]

栃木県立美術館のこの作品の前を通るたびに何か胸がうずいてしまう。「美術手帳」で1968年神戸須磨離宮公園「第一回野外彫刻展」での「位相-大地(関根伸夫)」を見て衝撃を受け、1970年の(だったと思う)「第二回野外彫刻展」に自分の応募作品の模型を持って、夜行バスに乗り神戸まで搬入をした事を思い出す。入選したら「どうやって作るのか」計画も無いままの無謀で若気の至りだった。「位相-大地」が、最近二回も再制作されたのに現場に観に行けなかったのが心残りだ。右の写真が「位相-大地」
空相-円錐.jpg位相ー大地.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

野田の煎餅 [B級グルメ]

野田で堅くておいしい煎餅の店を見つけたので近在の煎餅屋を回ろうと思っていた矢先の「野田の煎餅/醤油の町の名物」展。煎餅の歴史や作り方がコンパクトに纏まった企画展で、野田の煎餅屋11店を紹介しているのも地方の博物館ならではで面白い。私は堅い煎餅が好きで、お棺の中には煎餅を入れてもらいたいと思っているくらいだ。虫歯も無く一本も欠けていない歯を、煎餅の為に大事にして生きてゆきたい!ちょっと大げさですけど?
煎餅展.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

ホースコレクション [ひとりごと]

パドックに毎週通っていた、30年くらい前から馬の小物を集めている。高価な物はないがバリエーションはかなり楽しい。そう言えば当時、寺山修司は馬券で楽しませて貰っているから「馬肉は決して食べない」と書いていたので、多分食べないまま亡くなったのだろう。その精神に共感し私も食さないでいたが競馬を卒業した今はもろくも崩れてしまった。パドックは卒業したが小物集めは気楽に進めている。
馬.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

モノクロームの映画「一命」 [映画]

まるで歌舞伎の舞台を見ている様な演出は、新鮮なサムライ映画になっている。本編の大半を占めるグレイ調の映像はまるで舞台セットだ。一割もあろうか、血と「井伊の赤備え」の赤と、ほっとする紅葉の赤。そぼ降る雪の名誉の白。モノクローム調の映像を重ねての演出は、日本の映画美術/照明の素晴らしさだと思う。そして、海老蔵はさすが歌舞伎役者、長台詞は凄みがあって素晴らしい。何も無かったかの様な日常に戻してしまうラストシーンは人生の虚しさ其の物に感じられ、映画と言うのは観ないと解らないものだと改めて思い知ることになった。三池崇史監督、素晴らしい。私は2Dで観ました。
一命.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

瑛九とモホイ=ナジ「フォトデッサン」と「フォトグラム」 [展覧会]

「フォトデッサン」と「フォトグラム」が同時代に交差していて、埼玉県立美術館の「瑛九展」以来、気になっていた「視覚の実験室モホイ=ナジ/イン・モーション」を川村記念美術館に行って観てきた。瑛九は「フォトデッサン」と言いモホイ=ナジは「フォトグラム」と言われている、多分「フォトグラム」が上位概念なのだろう。瑛九は有機的なイメージを手の痕跡を残して無機化しており、モホイ=ナジは三次元を二次元に再構成し定着させる手段としている、と私なりに勝手に納得した。瑛九の「フォトデッサン」は素晴らしいが、いずれもこの無機的なイメージ感覚が私は好きだ。
左が瑛九「眠りの理由」より/右がモホイ=ナジ「自画像」
瑛九「眠りの理由」より2.jpg 額縁.jpg
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

紅葉狩り [待ち受け写真]

紅葉狩りに行って来た。中禅寺湖畔にあるイタリア大使館別荘記念公園からの写真だ。男体山と中禅寺湖の紅葉はあまりにも「絵はがき」的で、この写真もどうした物か迷っている。一言で言えば面白くない、が気に入っている。日が射していればもっと鮮やかでもっと「絵はがき」だろう。男体山に雲がかかる「やっぱり日本画」的な写真も撮れた。この辺り100年も前にイタリア/イギリス/ベルギー/フランスの各大使館の別荘に占められていたベストショットエリア。
中禅寺湖.jpgイタリア大使館別荘2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

映画「ライフ」を観て [映画]

題名と予告編からの印象とは違う、すごく哲学的な映画だ。どうやって撮影したのだろうか?まるで「動く「NATIONAL GEOGRAPHIC」。人間とは、地球に生きる生命と全く同じ様に行動し又ほんの一部だと思い知らされる。坐禅のあとの導師からのお話「我々は自然と一体」と言う事が実感として理解出来た。そんなわけで私にとって初めてみんなに見てもらいたい映画になり、パンフレットとバンドウイルカのフィギュアを買ってしまった。写真はパンフレットから、ヤシの実を石で割って食べるブラジルの「フサオマキザル」
ライフ4.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

飯田樹写真展 [展覧会]

パンフレットを見てどうしても気になり、いすみ市郷土資料館/田園の美術館まで行ってきた。海の写真は素晴らしかったし、シャープネスとコントラストの強い大きいプリントは大画面の液晶TVを見ているようで心地よい。奇麗だと思いつつ、でも何か違和感を感じる。そう言えば私の眼も写真家・藤原新也の言う「デジタル化する人間の”眼”」に成ってしまったのだろうか?そうだとすると何か自分の感性にとって大事な変化が起きている様な気もする。色々との写真展を巡って検証してみよう。救われたのは作家の「うみをゆるしてください」と言うコメントだった。
飯田樹写真展2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

日本のホログラフィーの発展 [気紛れな本箱]

日本のホログラフィーの歴史をまとめた本としては、初めての基礎文献ではないだろうか。どこで販売しているのか解らず、とうとう編集委員長から分けてもらった。70年代から80年代にかけてホログラフィーの表現やディスプレイに関わった人間として自分史の中で大事にしたい。当時の「ハイテクノロジーアート」と言う言葉を感傷を持って感じるのは自分だけではないだろう。この本、ここから買えると編集委員長から教えてもらいました→http://opluse.shop-pro.jp/?pid=24903999
ホログラフィーの発展2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

彼岸花 [待ち受け写真]

お彼岸の頃に咲くから「彼岸花」なのだろう。写真は先日行われた田舎での「彼岸講」のお手伝いの際に撮影したもの。大多喜の紙敷地区では各家への持ち回りで行われていた。お寺で行われる「彼岸講」も在るが、ここでは夕方から主婦を中心に集まり、お経をあげておしゃべりをして解散する、地区の懇親会の様になっている。帰ってきてから、松戸辺りの江戸川土手に一列に咲いている彼岸花を見た。群生も見事だが、一列になって揺れている「彼岸花」は赤いベレーの少女が並んでいる様にも見えた。
彼岸花.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

画廊椿「マキ・ペンティッラ展」 [展覧会]

西千葉駅そばの、画廊椿で「マキ・ペンティッラ展」が28日まで行われていた。フィンランドの女性作家でヨーロッパでは知られた作家だそうだが私は知らなかった。木を素材にして作家の原風景が凝縮している様に思える。小さな画廊のユニークな小品展は光っていると思う。この可愛い素敵な画廊は次回の「大森 澪 銅版画展」の案内を見ても個性と主張がはっきりしていて、がんばってほしい画廊のひとつだ。
マキ・ペンティッラ展.jpg画廊椿.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

大連アメ横 [ひとりごと]

ガイドブックに載っていない、勿論オプションツアーもないここを見つけて、絶対また来ると思った。大連駅南側広場前にこんな大きなショッピングセンターがあったとは。この中は全部数坪から数十坪のお店がぎっしりと並んでいて、まさに上野の「アメ横」そっくり、感覚的には百倍の広さだ!。こんな所でも中国の巨大さを見せつけられる。生活用品なら何でも売っていたが、ここで、日本人が連れて行かれる観光お茶屋で売っていた「茶盤」を十分の一値段で買い、ヤッタ〜と思わず心の中で叫んだ。
大連アメ横/左.jpg大連アメ横/右.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

マッキントッシュ/椅子 [待ち受け写真]

高校生の頃からマッキントッシュの椅子は大好きだった。デザインを始めた頃、この椅子が形や機能だけではなくモダンな精神まで主張している様に感じていた。自分では手に入らないので埼玉県立近代美術館(浦和)で企画展がある時には椅子のコレクションも同時に見ながら座る事にしている。写真の椅子はミニチュアと言うのかフィギュアと言うのか?今では私の本棚のコレクションとして鎮座している。
マッキントッシュの椅子1.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

素敵な公式フィギュア [待ち受け写真]

最近、展覧会の公式フィギュアが話題になっている。出品元の美術館やお寺が監修し、あの「海洋堂」が作っている、値段も高い。右は「東大寺大仏展の月光菩薩」左は「古代ギリシャ展の円盤投げ(ディスコボロス)」天地は12〜13センチで素晴らしい完成度である。こうして撮影してみると我が家の庭に展示してあるかの様に見えるが、こんな組み合わせは無いだろう。眺めていると2000年以上前の古代ギリシャ文明の素晴らしさの方が勝っている様にも見えるが、月光菩薩の素晴らしさも負けていない。
公式フィギュア2.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

論文の為の展覧会「画像進化論」 [展覧会]

論文発表の為の企画展として観た栃木県立美術館の「画像進化論」。ローカルな美術館だからこそ出来る企画展と言っては申し訳ないが、少なくとも図録にある作品のキャプションは展示作品の横にあってほい。「画像進化論」その説はかなり難解な気もするが、企画展示の構成や手法、つまりテーマを丁寧に解りやすく説明してほしかった。そうする事によって「論文の為の展覧会」(勝手に思い込んでいるのだが)ではない解りやすく新しい企画展になったと思う。私としては「ホログラフィー」に関しても一章、あるいは一コーナーを割いて欲しかった。勿論、論文(図録)は買ってきて勉強させてもらってます。
画像進化論.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

読み終わってしまった「ローマ人の物語」 [気紛れな本箱]

20年越しで塩野七生「ローマ人の物語」を読み終わってしまった。11巻からのローマの衰退を観たくない/読みたくないと言う思いがどこかに在り、この10年近くお休みをしてしまった。発刊が待ち遠しく「ギリシャのアートとローマのマネージメントの融合」が二千年も昔の話だと思うと奇跡の様に思って読んでいた11巻迄。そして15巻、暗黒の中世が始まり「これが歴史の理(ことわり)ならば、後世のわれわれも、襟(えり)を正してそれを見送るのが、人々の営々たる努力のつみ重ねでもある歴史への、礼儀ではないだろうかと思っている」と書かれたこの長い物語の最後の二行は、ローマ人への葬送の言葉だろう。
ローマ人の物語.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:携帯コンテンツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。